9月に一般の方向けの美容セミナーをすることが決まりました!
内容は、美髪についてです。
なんで、人材開発コンサルタントの私が美容セミナー?と思う方もいらっしゃいますよね。
今回は、セミナーのことではなく私の過去について少し書きます。
私は、もともとエステのカウンセラーをしていました。
お客様のお悩みと要望をうかがって一番最適なコースをご提案するというポジションです。
その後、台湾留学を経て、美容メーカーでの教育の仕事に携わることになりました。
初めての教育の仕事では、美容師さんに対してシャンプーを教えるトレーナーでした。
「美容師でもない私がプロにシャンプー?」って思いましたが、やるしかないですよね。
まずは、毎日シャンプーの練習です。
もう一人練習をしなければいけない方がいたので、相モデルで行いました。
とりあえずシャンプーを克服しないと仕事にならなかったので、毎日時間を見つけては練習をしていました。
頭って腫れるんですね?自分の髪も伸びてきたので美容室に行ったのですが、
シャワーをかけられても、熱いのか冷たいのかも全く感じず、ただただお湯が当たるのが痛かったのを今でも覚えています。
そんな苦しく辛い練習を終えて、やっと講習デビューです!私は楽しみで仕方ありませんでした。
でも、講習相手は、美容師さんです。
美容師でもない小娘が、プロに技術を教えるのです。
ウェルカムなわけないですよね。
まずは、美容の知識があるのかを試されたり、「シャンプー下手」と言われたり、悔しい想いしかなかったですね。
でも、仕方ないですよね、シャンプーしたことないのだから。
と思う自分もいましたが、仕方なくないんです。
お給料をもらって、会社の看板背負って外に出た時点で、新人もベテランもない。
「これは、誰にも負けないシャンプー技術を手に入れるしかない!」ってことなんです。
そこからは必死でした。
気が付いたら「うちのサロンでシャンプー指名が一番多い子よりうまい!」って言われるようになりました。
うれしかったです。
何事もあきらめないで努力すれば手に入れられるんだと24歳で気づかせてくれた経験に感謝です。